イベント出店は残酷な現実を突きつけたが、出て良かった

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私は、移動販売の焼き芋屋をしている

この時期に焼き芋?と思われるかもしれないが、焼き芋を冷やした「冷やし焼き芋」にすれば売れるだろうという安易な考えで5日間あるイベントに出店したところ、私の店は、他の店に比べて全く売れなかった。

他の店が売れているので、出店場所のせいにはできない。

現実を突きつけたれた分、現実を直視できたと思う。

以下は自身の備忘録として残しておきたい。

【1日目】

・イベントとは思えない売り上げで惨敗

【2日目】

・休日だったため、1日目より売り上げは伸びたものの、他店に比べ客入りが少ない

・他店の店主は売り切れ。当店の手伝いをしてくれた

・他店の店主いわく「正直、夏に焼き芋は食べませんって。口の中の水分持ってかれそうで・・・」と正直な感想をいただく

【3日目】

・売れないことは分かったので、開き直って、それなりに何かできることはないかと考え、売り場に商品説明ポップを導入し、華やかさを演出

・試食を導入

・メニューにコーヒーを追加し、受け渡しにあえて時間をかけて列を作る作戦に

・平日だったが、初日より売り上げ増

(他店は初日の平日より売り上げが落ちたという中、なかなか健闘できたと思う)

ビフォー↓

アフター↓

【4日目】

・メニュー表を遠くからでも見えるように工夫

・試食のやり方も改良(味の調査を装い、押し付けがましくない言い方に)

・2日目の休日より売り上げ増

【5日目】

・さらにポップを追加

・最後にタイムセールを実施

・5日間の中で売り上げ最高(初日の4倍)

以上、備忘録

暑い時期は、「冷やし焼き芋にすれば、売れるだろう」と思っていたが、そんなに現実は甘くはなかった

ただ、厳しい現実の中でも、開き直って、もがけたことは良かったかな

何もせず、ただ落ち込んでいるよりはマシだったと思う

 

kota

同時進行(マルチタスク)が苦手。

あれもこれもと同時に事務処理をすると頭頂部が禿げる性質。

ひとつひとつ順番に処理するしかないので、公務員をやめて、自営(焼き芋の移動販売)することにした。

絵を描くのとサウナ後の水風呂が好き。

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