今日は言うぞ
もう、退職したから言うぞ（どうせ、誰も見てないブログだ）
役職の序列を無視して、決まったことを後でひっくり返すのやめてくれぇ〜！
これ、本当に人材の使い捨てになってるし、職員の士気低下を招いてると思うんですよ
ちょっと、ここから真面目に話しますね。
県で翌年度の予算要求をする時って
以下の流れで決裁が進む
担当課（係員→係長→課長補佐→課長）→
部を取りまとめる課（補佐→課長）→
部長→財政課→副知事→知事
途中、手直しが色々発生するので、部長に入る前の段階は、色んな階層を決裁が行き来するので、ものすごいカオス状態。
実際は、いちいち決裁を回している時間はないので、部長より下のメンバーで直に話して決める感じ。
時間が本当にない時は、部長が話し合いに入っている時もあります。
だけど、部長の決裁を得た後は、基本的な考え方は変えずに、財政課と折衝し、財政課の了承を得られれば、副知事、知事に説明し、晴れて議会に提案できる運びとなります。
（部長決裁の後も、財政課から修正指示が矢のように飛んできます。だけど、基本の軸は変えずに財政課に応戦しながら、来年度予算案を作り上げていきます。）
長々書いたんですが、つまりですね。
ここで言いたかったのは、
部長の決裁て、重たいものなんですよ。
部長の決裁を取るまでは、自分も、とやかく言います。
でも、部長決裁をとった後は、納得できていなくても、色んな意見を戦わせた結果、決まったことなので、そこからは黙って働きます。
なのにですね。
これを無視する輩がいるんですよ。
部長より下の役職なのに。
部長の右腕か左腕かよく分からないけど、取りまとめ課にいる部長の側近的な人（幹部クラス）。
部長の側近は、
「後で、俺が部長に言っとくから」みたいな感じで、コロッと方針転換をします。
え？
じゃあ、今までの話なんやったの？
これまで、この案件に関わってきた人の時間はなんだったんだ？
意見があるなら、皆で話し合ってた時にそれ言ってくれよぉ！
あなたは部長と仲が良いのかもしれないけど、それは反則でしょ。（てか、部長も側近に舐められている？）
ほぼ、あなた（側近）の意見で物事が決まるってことですやん。
それに、「後で部長に言っとくから」って、言うだけ言って、都合が悪くなったら逃げたりしない？（実際、逃げられた人もいる。）
そもそも、これは、側近の意見なのか？命令なのか？誰が責任をとってくれるのか？そこを明確にしてもらわんと困るんです。
言っとくけど、部長が「GO」て言ったら、全ての人が、もうその方向に向かって動き出してますからね。
で、私の場合、溜め込むことができない性質なので、こんなん言われたら、同じ部の他の課の人に言います。（正確に言うと、直接、私は側近から言われた訳ではないですけどね。側近は、ウチの課長に言いに来た）
すると、「俺も！」「私も！」と被害者多数！ww
だったら、課長とかそれなりの幹部クラスの職員が、その側近に、序列を無視して後出しで方針転換する事をやめてくれ。という話を申し入れてくれればいいんですけど、、、
幹部は、側近の暴走を見て見ぬふりするか、部下にぼやくだけ。
中には、言ってくれる課長もいました。
ただ、すぐに飛ばされた。
（これが原因かは分からないけど、、、頼りになる人ほど、どっかに飛ばされる）
課長たちは、部長の側近に睨まれたくないのでしょう。
ただ、この決定権のない人の後出しの方針転換て本当に良くないんですよ。
これで、病む人いますからね、、、。
自分は、クソが！って毒を吐くか、毛根を多少犠牲にする程度で済んでいますけど。誰にも言えずに病んでいく人もいます。
私の中で、この人、「ほんとに優秀だなーっ」て思っていた人も何人か潰れていきました。
マジで人材の無駄遣い。
優秀な人て、やるって決まったら、そこからは、アクセル全開で走り抜けてくれるのに。
とてつもなく仕事が早くてマジで尊敬するレベル。
それなのに、、、
やるって決まったあとに、その優秀なエンジンをぶっ壊しにかかる側近。（序列を無視した身勝手な行為が、知らずに優秀な人材を破壊している）
潰れていく様子は、見ていて痛々しかった。
優秀な人が走り抜けた後に、無かったことにしていくからね。これをされると、職員の士気も下がります。
大きな組織を回す為の決裁ルートって、死ぬほど、めんどくさいのは、分かるけど、飛び道具はめったに使っちゃダメ。
私もこの県庁の決裁ルート、めんどくさいなって思ったことは何度もあります。
ただ、飛び道具を連発されると、周りで働いていた人は、何をよりどころに仕事をしたらいいか訳が分からなくなる。（幹部の決定に半信半疑になり、どう準備していたらいいか分からなくなる。）
鶴の一声は、鶴が使う分にはいいけど、カラスは使っちゃダメなんです。
我々、兵隊は混乱して、カラスを本当に信用していいかも分からず、身動きが取れなくなる。
そして、動きが取れないうちに、板挟みになって潰れる。
大事なので、もう一度言います。
カラスの一声、ダメ絶対！
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