職場で個人技が過ぎる人を見た時、私はこう思います。
「一人でカッコつけんないで、素直に上司を頼ろうよ。」
と思うのです。
頼りにならない上司だったら、話は別ですが、
個人技が過ぎる人って、個人的な点数稼ぎに走っていないかな?と思うのです。
かくいう私も、個人技に走っている時期があったので、気持ちは分かります。
まずは、ここを冷静に判断することが必要です。
ただの個人的な点数稼ぎなら、やるべきではないのです。
そこを抜きにして、やる意義があるのであれば、上司を巻き込んで、やればいいのです。
そもそも、個人技が過ぎる人って、
外部の評価は高いのに、なぜか内部で嫌われがちです
それは、きっと外部の方のために一生懸命仕事をしようとしているのだけど、無理やり、内部の人間を巻き込もうとして、軋轢を生んでいるからだと思います。
しかし、組織で働いている以上、上司の了解、周りのサポートがなければ、話は前に進みません。
頑張る人は、上司を説得しようと試みます。
ですが、上司は簡単に「うん」とは言いません。特に筋の悪い案件は。
(筋の良い案件は上司の理解力次第なので、ここでは省略します)
頑張る人は筋悪案件でも外部の期待に応えようと、上司の説得に走りがちです。
そこで上司との軋轢が生じてしまうのです。

私は、ある日、説得することをやめました。
「組織視点」で上司に判断を仰ぐことにしたのです。
もっと、平たくいうと、
個人の面子(めんつ)は捨てて、組織の面子として、上司に相談しました。
「外部の〇〇さんからこんな提案を受けました。〇〇さんとの関係もあることから、無碍(むげ)に断るわけにもいきませんが、どうしますか?」と
仮に上司が「No」と言えば、上司が組織の面子を潰しただけなので、上司が責任を負います。
なので、断る場合は、上司も一緒に断る口実を考えてくれます。
私は、こんな簡単なことを気づかずに、一人で頑張っている時期がありました。
一人でええカッコしいするな。ということです。
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