主査級に仕事をいっぱい振ってはいけない

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最近、ブログを更新しておりませんでした。

展示会に出展しておりました。

結果は、厳しいもの。

(強がりではなく、やっぱそうか〜と言う印象。得るものは多かった。)

【写真】奥の顎をかいているのが私。手前が来場者。

反省と今後のことについては、後日整理するとして、前回のブログの続きを書きたいと思います。

前回、上司の仕事は「意思決定をすること」という話をしました。

そして、判断ミスを連発されると、部下はついてこないと言う話をしました。

「じゃあ、判断ミスしないにはどうしたらいいんだ?」

に対する、私の答えは「係長は主査を活用しろ。」です。

ここで、今一度、県庁の役職について整理します(課の中の構成)

上から順に行きます。

①課長

②課長補佐(課長技術補佐)

③係長 40代前半〜50代 

④主査(技術主査) 30代半ば〜40代半ば

⑤主任(技術主任) 20代半ば〜30代後半

⑥主事(技師) 20代前半

課の中で言えば、係長が中間管理職。

兵隊として、④主査、⑤主任、⑥主事がいると言う構成です。

簡単に言うと、兵隊には、長男、次男、三男がいると思っていただければOKです。(三男がいない係もあります。私は最後の1年だけ主査をしていましたが、技術主任歴が長く、三男がいない係に配属されがちだったので、常に下っ端でした)

で、「係長は主査をどのように活用するか?」と言うと、

「係長は、できるだけ主査には暇させろ。」です。

「え?」と思うかもしれませんが、私の経験の中では、主査に余力がある方が係の仕事がうまく回っていました。

一応、申しておくと、係の抱える仕事が少なかった訳ではないです。係長が意識的に主査に多くの仕事は持たせていなかったのです。(おかげで、下っ端の私はヒィヒィ言っておりましたが、結果的には、良かったと思っています)

普通、兵隊の中で経験のある主査に業務を色々とお任せする方が確実で早いと思うかもしれませんが、そうではないのです。

確かに、何ごとも起こらないなら、主査に多くの仕事をお任せしておいた方が、早い。

ただ、突発的なことって、仕事をしていると意外とよく起こります。

そう言う時は係長が判断をして、処理をしていかなければなりません。

しかし、同時に、係長は上(課長補佐や課長)への報告も求められるので、判断材料集めをしている暇はありません。

だから、判断材料集めを兵隊に指示するのですが、兵隊にも先ほど述べた主査、主任、主事の3階級あって、経験の差があります。

こう言う時、経験があり、勘所の良い主査が的確に情報を収集してきてくれたら、問題が爆発する前にささっと片付きます。

つまり、主査が暇なら、緊急対応が早く済み、結果的に係全体として、余計なエネルギーを使わなくて済みます。

それに、他にもメリットがあります。

主査は兵隊の中の兄貴分です。余力があれば、子分(主任や主事)にも目が行き届きます。

子分がヒィヒィ言っていたら、兄貴は手伝ってもくれるし、育成もしてくれます。

次男の私からしたら、そんな兄貴はめちゃくちゃ助かります。

ただ、暇にかまけて、自分のことだけして、とっとと帰る主査(兄貴)もいました、、、

ある意味、係長も、主査に管理職の素質があるかどうか、この時、見ているのかなぁ。とも思いました。

要は、主査というのは、臨機応変に対応できる部隊(遊撃隊)として配置するのが良い。と言いたかったのです。

と、同時に幹部職員は、暇を持て余している時の主査の振る舞いで、管理職の素質があるか厳しくチェックして欲しい。

仕事を多く振られている主査は、みんな真面目に見えてしまうから、ちゃんとした審査ができていない。と思う

前回のブログでは主査を「遊撃隊」と例えていたが、、、、どこで使ったらいいか分からず、最後に無理矢理「遊撃隊」と言うフレーズをぶっ込みましたw

すみません。ブログを書いていると、お腹が空いてきました。

今日はこれで、おしまいにします。

kota

同時進行(マルチタスク)が苦手。

あれもこれもと同時に事務処理をすると頭頂部が禿げる性質。

ひとつひとつ順番に処理するしかないので、公務員をやめて、自営(焼き芋の移動販売)することにした。

絵を描くのとサウナ後の水風呂が好き。

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