余白の持つ力

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1990年代後半から2000年代初頭にかけて、IT技術は飛躍的に発展し、世界は大きく変貌を遂げました。

仕事は効率化され、日常生活に余白が生まれるはずだった…

少なくとも私はそう思っていました。

しかし、なぜか、余白は存在しません。

周りを見渡せば、その余白は無意味な仕事で埋め尽くされています。

私たちは忙しすぎて、そもそも何のために働いているのかを考える時間さえありません。

じっくりと物事を消化する時間もなく、常に結果を求められます。

その結果、世界は中身のない仕事で溢れかえっています。

そして近年、AIの進歩は目覚ましいものがあります。

希望とともに、かつての悪夢が再び浮かび上がってきます。

たとえAIが日常生活に余白を生み出したとしても、

その余白は結局、無意味な仕事で埋め尽くされてしまうのではないでしょうか…?

本当に大切なのは、時間に追われすぎない、焦らずじっくりと育てていく姿勢です。

じっくりと物事を噛み締め、本質を味わう時間を持つこと。

まさにその姿勢こそが、これまでになかったものを生み出すのです。

つまり、この余白に内在する「アソビ」こそが、現代において最も大切なことではないでしょうか。

そういえば、先日、高市首相はこんなことをおっしゃっていました。

「予算の組み方を根本から見直す」

「補正予算を前提とした予算編成手法から脱却する」

「複数年度にまたがる財政支出を可能にする」

ありがたい。

かつて地方公務員として働いていた者として、これは心の底から待ち望んでいたことでした。

予算が必要なことが最初から明白なのに、わざわざ後から補正予算として計上する意味が理解できませんでした。

(国の役人はよく「補正予算で計上する」と言っていましたが、私はいつも「こんな国家規模のプロレスに巻き込まないでほしい」と思っていました。)

当初予算で必要な予算が最初から計上されていれば、時間に追われることなく事業を進めることができます。

複数年にわたる財政支出が可能になれば、冷静に将来を見据えながら事業を進めることも可能になります。

もし本当にそれが実現すれば、もっと多くの役人が「一体何をやっているんだ?」という病から解放されるでしょう。

国家規模のプロレスを見るのはもううんざりです。

くだらない仕事から解放され、余白の「アソビ」に全力を注げるようになれば、日本はきっともっと良い国になると思うのです。

kota

職業:アーティスト

好きなこと:サウナ、相撲を観ること

苦手なこと:同時進行(マルチタスク)

目標:楽しく生きる

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