予算シーリングの弊害

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焼き芋屋の私が言うのも変な話ですが、予算シーリングって財政課が仕事しやすいためだけにある制度なんじゃないかと思う

※予算シーリングっていうのは、財政課が割り振る各課の予算要求の上限額のこと(毎年、一緒)

これがあることで、毎年、バカみたいな仕事をしている

その馬鹿さ加減を元県職員の私がスマホのストレージに例えて説明してみる

予算要求の時期になると、財政課は、各課に予算要求の上限額を示す

だから、各課は何か新しい事業をしようとすると、

既存の事業を廃止したり、削減したりして、その浮いた予算で新事業をするしかない。

これをスマホで例えると、

アプリをアンインストールしたり、画像データや動画を削除(データの圧縮)して新しいアプリをインストールすることになる。

で、この時、本当に不要なアプリとか画像、動画データだったら、削除・圧縮して問題ないんだけど、毎年、削除・圧縮していたら、もうこれ以上は無理っていうレベルになる

ここまできたら、当然、ストレージの容量(つまり予算)を増やすしかないと考えるのだが、それは財政課が許さない

じゃあ、事業を実行する課としては、もう新しい事業は起こしませんね。このまま毎年、行きます。という話にしたいのだが、それは知事や議会が許してくれない。

刷新感がないからですね。

じゃあ、困った小役人たちはどうするかというと、使い慣れたアプリをアンイストールして、似たアプリをインストールする

要は既存の事業の見せ方を変えて、新事業風に見せるのだが、同じ事業と言われないために、事業をこねくり回す。これがかなり面倒くさい(残業時間も半端ない)

それに本当は使い慣れたアプリをそのまま使う方が、職員にとっては使いやすいのだけど、こねくり回した使いにくいアプリを使うハメになるうえ、年々、改悪されていく

一方、財政課は、そんなこと知ったこっちゃない

予算上限を超えないようにするだけが仕事

毎年、同じ額の予算上限を各課に提示するだけが仕事か?

年々で、力を入れる分野は変わらないのか?

今、どの分野に力を入れるべきか情勢を見て、他の部との予算調整をしてくれないのか?

そう考えると、

予算シーリングってそれ自体に一体、何の根拠があるのか?

財政課が何も考えずに機械的に予算を割り振れるためだけに存在しているものじゃねーか

kota

職業:芋売り

好きなこと:絵を見ること、描くこと、サウナ、相撲を観ること

苦手なこと:同時進行(マルチタスク)

目標:コツコツ作品を描いて2026年に個展をする

一日でできることは高が知れている。
一人でできることも高が知れている。

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