知事が打ったジャブに過剰反応する財政課

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私はとある県の職員です。

財政課、ちょっとおかしいのじゃないか?

知事のジャブに過剰反応しすぎじゃないか?

(※この意味はあとで解説します)

ジャブに対しては、適当にジャブで打ち返しとけばいいのに。と思う。

対人関係でもそうだけど、

過剰反応する人て本質が見えてないんじゃないか?と思う。

表面的な言葉尻に反応して、相手の本心をないがしろにしていなだろうか?

軽い挨拶には、軽い挨拶で返すくらいがちょうど良いと私は思っている。

軽く挨拶しただけなのに、急に深い話をされても困る。

こういう事が県庁内でも行われている。。。

県庁では、来年度の予算を確保する際、

担当課は、財政課と協議を行い、予算案を作成する。

そして、その内容を知事に説明する。

そこで、知事からダメ出しをくらえば、再度練り直し。もしくは、ゼロ査定となる。

※ゼロ査定とは、予算がつかない事。つまり、その事業計画はボツ。

ゴーサインが出れば、無事、予算がつく。

これは数ヶ月前の話だが、当課から知事に事業説明をした。

知事からは、ゴーサインが出た。

ただ、最後に、知事から一言

「この事業、国の予算使えたりしない?」と。(これが知事のジャブ)

そこで、調べてみると、県事業の補助要件を狭めれば、国の予算も使えなくもない。

ただ、ここを変えてしまうと、限定的な補助事業となり、実質、別の事業になってしまう。

だから、当課の答えとしては、

「国の予算は使えない」と回答したいところであった。

(これが当課としての打ち返し)

一方、事業説明を横で聞いていた財政課としては、別の考えをお持ちだった。

県の予算を1円でも削減したいのか?

単に知事の意向に沿いたいのか?(ゴマを擦りたいのか?)

どちらかわからないが、

事業の内容を大幅に変えて、再度知事に説明をしたい様子。

そんな事をすると、せっかく出た知事のゴーサインなかったことになる

財政課も分かってるはずなのだが、事業を一つ起こすには、さまざまな関係部署との調整を経てできている。たくさんの職員の労力が投下されている。

それなのに、全く別の事業になるリスクを負ってまで、財政課は、知事の意向に沿いたいのか?と思った。

というか、本質が見えていないのではないか?と思った。

知事は、手段として、「国の予算が使えるか?」と聞いているだけなのに、

財政課は国の予算を使う為に、県事業を変更しようとしている。

本末転倒だ。

国の予算はあくまで手段であって、目的ではない。

だから、「使える国の予算はありません。」と一言返せばいいだけの話。

知事が「分かった。」といえば、それで終わりだし、

「どうにかして国の予算を使えるようにならないか?」と言われたら、「使えるようにしたら、事業の方向性がガラッと変わりますけどいいですか?」と知事に確認を取り、それでも「変えてくれ」て言われれば、そこで初めて事業を再構築したらいいと思うのです。

ジャブに対して、過剰反応するのは、エネルギーの無駄遣い。職員がますます疲弊するだけ。

選挙で選ばれた知事の言葉は、重いけど、ひと言、ひと言に過剰に反応して、本質を汲み取らないのは、聞いていないのと同じ。

また別の見方をすると、財政課は、知事とのコミュニケーションを避けているようにも見える。

知事の意向に沿うだけが財政課の仕事なのか?

おかしいと思えば、知事とコミュニケーションを取ればいいのではないのか?

知事の言葉尻を捉えて、無駄な労力を投下するのはやめて欲しいと思った。

県庁内では、こういうことが多過ぎて、やってられない。。。

kota

同時進行(マルチタスク)が苦手。

あれもこれもと同時に事務処理をすると頭頂部が禿げる性質。

ひとつひとつ順番に処理するしかないので、公務員をやめて、自営(焼き芋の移動販売)することにした。

絵を描くのとサウナ後の水風呂が好き。

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