上司が決定してくれると、部下は助かる

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県庁歴16年(今年4月退職)

下っ端歴も16年

辞めた時の役職は、技術主査

課の中で言えば、下から3番目(技師→主任技師→技術主査→係長→課長補佐→課長)

私は、後輩がいたことはあっても、部下を持ったことはない

下っ端歴には無駄な自信がある

そんな下っ端歴の長い私が、上司の「意思決定」をどう捉えていたか話してみたい。

よく聞く話かもしれないが、

上司の仕事は、「意思決定」と言われている。

私も、その通りだと思う。

上司が意思決定をしてくれると部下の荷物(負担)は、うんと減る。

例えば、

①エベレストに登るか?

そこらへんの低山に登るか?

という選択肢があったとして、

同じ山に登るのでも、①と②では、準備する装備が全く異なる。

上司がいつまで経ってもどちらの山に登るのか、決めてくれなかったら、山までの道中、ずっとエベレスト用と低山用の装備を抱えていないといけない。

仮に、上司がすぐに「エベレスト!」と決めてくれたら、速攻で低山用の装備を捨てることができて、道中がかなり楽になる。

さらに、「エベレスト」と決まれば、装備だけでなくて、エベレストに臨むにあたっての体調管理だったり、食事、睡眠にも気を配ることもできる。

だから、ものすごい、助かる。

でも、、、

決定を覆されると、、

「低山」用の荷物を捨てた場所までは戻らないといけない。

すごく大変。

だから、先日のブログにも書いたが、安易に決定というものは、覆して欲しくないのだ。

ただ、上司といえども間違えることはある。

状況が急転直下、変わることだってある。

それは仕方がないことだと思う。

反省して、再度、練り直したらいい。

だけど、ですよ。

間違いを連発されると、部下は上司の決定を段々と信じることができなくなる。

結果、登る山が決まっても、部下はこっそり、エベレストと低山の両方の荷物を抱えて進むか、

進む事をやめて、その場に座り込む。

(本当に決まったら、言いに来てという態度)

だから、最近、部下の進むペースがえらい遅くなったとか、部下が付いてこないと思うなら、今一度、これまでの自分の振る舞いを見直して欲しい。

そして、真面目で優秀な部下は、何度でも荷物を走って取りに帰ってくれる。

でも、そんなことをしていたら、いつか潰れてしまう。

私は、途中から、そんなアホな事はしとれんと座り込むか、上司が見に来たときだけ、足を引きづりながら進む振りをしていた(ごめん)。

とは言っても、上司側にも、「判断材料がなくて、分からない。」という言い分もあると思う。

(それが完璧に揃えられないから、判断を仰いでいるのに。と思うのだが)

ただ、そんな時は、主査(私の中では、「遊撃隊」という)を使え。と思う。

遊撃隊の事については、また次回、書こうと思う。

kota

同時進行(マルチタスク)が苦手。

あれもこれもと同時に事務処理をすると頭頂部が禿げる性質。

ひとつひとつ順番に処理するしかないので、公務員をやめて、自営(焼き芋の移動販売)することにした。

絵を描くのとサウナ後の水風呂が好き。

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