残念な上司

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つい、先日、県職員を辞めました。

こんなタイミングでブログに書くのもどうかと思いますが、

残念だなと思った上司のことを書こうと思います。

(※上司が原因で県を辞めた訳ではない)

県職員を16年やり、その間、直属の上司は10人ほどいました。

その中で残念だった思う上司、歴代1位について、なぜか書きたくなったので、書くことにします。

その上司。一言で言えば、すごく嫌いな訳ではないですが、好きになるところがない上司だったと言えます。

勘が悪い

察しが悪くて、全部、説明しないと理解してくれない上司。

上司だから、大局を見て、ここは当然、スルーする所だろうというところを、スルーせずに無邪気に聞いてくる。

上司だから当然分かっていると思ったていたら、全然分かってなくて、そこから説明しないといけないのか。

と残念な気持ちになった。

私が説明している時に、あっ!ていう目から鱗みたいな顔をしないで欲しい。

そこ、気づいてなかったの?て非常に残念な気持ちになる。(上司なら、知ってますの顔で威厳を保って欲しかった)

ケチ

「部下に奢れ。」と言うつもりは毛頭ない。

「出張の時に交通費をケチるな。」と言いたい。

仕事が立て込んでいる時は、自腹を切ってでも、タクシーとか特急を使いましょうよ。

(私の勤めていた県庁では、規定にないルートでの出張は自腹になる)

「僕払うんで、タクシー乗りませんか?」と部下に言わせないで欲しかった。

どれだけ忙しくても、全体の業務より、己の財布しか気にしていないのが残念。

優先順位がつけられない

とにかく定時で帰りたいのか、色々なものを後回しにする。

トラブルは初動が大切なのに、すぐに対応しようとせずに後回し。

こちらがトラブルに対応しようとしているのに、早く帰らせようとする。「後はオレにまかせろ」と言ってくれるのかと期待したが、本人も早く帰る。

(早く帰らせる事が上司の役目だと思い込んでいる。状況を見て言おうよ。)

結局、問題が大きくなってから、対応する羽目になり、必要以上に労力がかかった。

決断できない

何も決められない。自ずと責任は部下に。

結局、仕事に対して、どうしたいという軸がないから、何も判断できない。

勝手に状況が良くなると思い込んでいる。。。(なる訳ない)

以上、残念な上司の特徴でした。

簡単にまとめると、

自分の事しか考えてない。

この視点で上司を観察すると、上司がどう返答をするか、次にどういう行動に出るか簡単に予想できていました。

予想通りの動きしかしないから、学びがありませんでした。

居ても居なくてもどっちでも良い上司。

何よりも、この上司について行きたいという気持ちになれませんでした。

たまにでいいので、おっ!?という、予想外の動きを見せて欲しかったです。

一見、人当たりの良い上司でしたが、正直言うと、一番、面倒くさかったです。

責任も取ってくれないし、居ても居なくてもいい存在がずっと付き纏ってるだけ。

この経験を通して、私は、上司の仕事は、

・素早く決断すること

かつ

・その決断に責任を持ってくれること

だと思いました。

普段、何もしない上司でも、これだけしてくれれば、部下はかなり助かります。

でも、これをするのって、実は、すごく大変な事だと思います。

なぜなら、判断材料が必要だから。

色々なことを勉強して、常に大局を見据えている必要があるからです。

判断が早くても、間違った判断を連発されるのは困りますので、常に周りに気を使う必要があるのです。

だから、改めて

・素早く決断

・その決断に責任を持ってくれる

上司て、マジですごいと思いました。

これを平然とやっていただいていた歴代上司に改めて感謝いたします。

kota

同時進行(マルチタスク)が苦手。

あれもこれもと同時に事務処理をすると頭頂部が禿げる性質。

ひとつひとつ順番に処理するしかないので、公務員をやめて、自営(焼き芋の移動販売)することにした。

絵を描くのとサウナ後の水風呂が好き。

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