ゴールデンウィークが終わった。
いつもなら、家族と旅行などに行くが、今年はひたすらサツマイモの畑づくりと苗の植え付けをしていた。
遊んではないが、充実していた。
(ちょっとだけ畑の変化を見てください↓)




以上です。
では、本題
私は約1ヶ月前まで、県庁という組織で働いていました。
その時に思っていた事ですが、上司がめんどくさいヤツだと、部下は積極的に動けない。と
正確に言うと、動く気が失せる。
ここでいう、めんどくさい人というのは、部下のアクションに何かしら足かせをつける人。
例えば、
「念のため、資料作っといて」、「念のため、確認しといて」、「念のため、連絡ちょうだい」
とにかく「念のため」が多い上司。
一つの行動をとるたびに、念のためがセットでついてくるから、動きにくい。
ガムテープを足裏に貼り付けて、体育館を走らされている感じ。
とにかく、ずっと何かがまとわりついている感覚。
しかし、その上司は、最初からこんな感じだった訳ではない。
ある時、その上司が、幹部から凄い剣幕で怒られているところ見てしまった。それ以降、その上司は、念のため魔になってしまったのだ。
(念のため魔にはなってしまったけど、部下のせいにする人ではなかった)
この念のため魔は、ある意味、いろんな事を想定できるから凄いといえば、凄い。
だが、その能力の活かし方完全に間違ってると思う。
で、結局言いたかったのは、1番めんどくさいヤツは、実は組織の幹部なんじゃないだろうか。
幹部が失敗を許さない雰囲気を出していると、中間管理職は萎縮しちゃって、部下に余計な仕事を増やさざるを得なくなっちゃっている。
だから言いたい。
幹部さん、理不尽に怒るのは、本当に辞めろ。
失敗した時こそ、その失敗を冷静に分析する時。
確率数パーで発生し得るどうしようもない事案なのか、対策を打てば、発生率はゼロにできるものなのか、そもそも、その対策にかかる手間は本来業務に支障をきたさないレベルなのか。
感情的に怒ったら、部下は「もう失敗しません。すみません。」しか言えない。
その結果、業務本来の目的はどっかにいって、失敗しない事が最優先されてしまう。
当然、その仕事は全く持ってやりがいがない。
幹部の役目は、失敗を叱責する事ではなくて、失敗を冷静に分析する事だと思う。
怒ったら、部下は本当の事を言わなくなるから、分析どころではなくなる。
それに叱責するのは、はっきり言って楽。
幹部の言ってる内容をよく聞いて、エッセンスだけ残したら、「俺の面子が潰れるから、とにかくお前ミスんなよ」て言ってるだけ。
業務の全体像も把握せずに、仕事を部下に丸投げしてるだけだ。
一方、分析するのは、時間も手間もかかるから大変。
幹部が部下を叱責するのは、組織を良くする責任を放棄しているのと同義だ。
それに、失敗て、そんなに悪いもんでもない。
何が成功に必要で、必要ないかが失敗を通してわかる。
組織の幹部は部下の失敗に寛容であって欲しい。
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